通訳案内士試験の概要と教材

通訳案内士試験の概要

もともと通訳案内業と呼んでいたものが名称変更したようですね。
通訳ガイドという俗称は、公式ホームページ内でも使われているので、今後も使っていくようです。

2006年から通訳案内士になったみたいですね。

ちなみにこの資格は、日本で唯一の国家資格です。

お金を貰って外国人に外国語で観光案内をするには、この資格が必要です。
無資格者が案内業務をおこなうと、罰金刑に処せられます。

まあ、現実問題としては、無資格でおこなっている人も多そうですけどね。
知らないでやっている人も多いでしょうし。

ただ、制度上はだめということです。

英語の他にフランス語や中国語などの各言語で試験がおこなわれます。
具体的には、次の各国語です。

英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語及びタイ語

こうしてみると、人口の多い先進国の言葉と、近い国の言語という感じでしょうか。

ちなみに、受験者は英語が圧倒的に多いです。
ついで、中国語と韓国語が同程度かな。

英語圏の観光客よりも、中国・韓国からの観光客の方が多いでしょうからね。
仕事にしようと思うなら、中国語・韓国語の方が良いのではないでしょうか。

英語の場合、力試しで受験する人も多そうですけどね。


関連書籍

通訳案内士(amazon.co.jp) をご覧下さい。
結構たくさん出版されています。
中国語対策のものもいくつかあるようですね。


余談ですが

平成20年のデータではポルトガル語とタイ語の受験者は39人と35人でした。

このために試験を行うなんて、ばかばかしい話ですね。

国家資格の試験だから、問題作成や試験官の人件費やらで数百万から数千万円の経費がかかっていると思います。
いい加減なことはできないですからね。

何だか、税金の無駄遣いのような気がしてなりません。

この程度しか受験者がいないのなら、資格制度なんて設けなくても良さそうです。

自由化しちゃえばいいのにね。


余談ですが その2

余談ですが、私のパソコンで「つうやくあんないし」と入れると、「通訳案内し」または「通訳案内誌」と変換されます。
入力が大変面倒です。



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