英語の多読をやってみた英語の多読を実際やってみたのでココでご報告したいと思います。 多読を推奨しているSSS英語学習法研究会では最初の目標として100万語を挙げています。 これを書いている現在、私自身は恐らく200万語を超えていると思います。 100万語を実際にやってみるとどの程度の効果があるかの参考にしていただけるのではないかと思います。 ■英語多読の効果(1) 英文を読むスピードが速くなるもっとも力がついたと感じている点は、英文を読むスピードが速くなったという点です。 SSS学習法研究会では文章のレベルを落とし、一分間120語以上のスピードで読むことを勧めています。 一分間に120語を実現するには、文章を読んだ順番で理解していかないと間に合わないでしょう。 文章をはやく読めるようになったのは、この英語の語順で理解していくというトレーニングができたためであると思います。 ■英語多読の効果(2) リスニングの能力が上がるちょっと予想していなかった効果なのですが、リスニングの能力が上がったように感じられます。 上にも書いたとおり、多読は文章を頭から理解していくトレーニングであるともいえます。 多読をはじめる前は、文章を最後まで聞いてから理解するという方法だったような気がします。 実際、TOEICのリスニングセクションでも短文形式の問題は比較的正解できるのですが、会話形式や長文問題ではほとんどカンで答えていたものです。 文章を頭から理解していく習慣がついたことで、多少長い文章の場合も複数の文章を続けて効いた場合もおくれることなくついていけるようになったのではないでしょうか。 今後TOEICなどの試験を通じて実力がアップしているかチェックしてみたいと思います。 ■思ったような効果がなかった点(1) 単語力はそれほどつかなかった英語多読をやっても、語彙はそんなに増えないかもしれません。 SSS英語学習法研究会の説明では「繰り返し同じ単語を目にする事で、知らなかった単語も自然と覚えていく」というような内容のことが書かれていました。(ちょっと違うかなぁ?) また、語彙を増やせるかどうかはレベルによっても違うような気がします。 例えば100万語読んで500語の新語を身につけられると仮定します。 大雑把な議論ですが、大体このようなことが起こるのではないかと感じました。 語彙を増やすという意味では、ある程度レベルが高い人には100万語では足りないのでしょう。 語彙を急いで増やす必要がある人は並行して別のトレーニングを積んでいく必要があるかもしれません。 ■英語多読を続けていく上での問題点英語多読が続けられるかどうかは面白い本に出合えるかどうかにかかっていると思います。 特に最初のころの語数が少なめの本は、面白いものと、そうでないものにはっきり分かれる気がします。 早い段階で自分が読んで面白いと思うジャンルを見つけることが大事そうです。 個人的に興味を持って勧められた方法は日本語訳が出ている本を最初に読み、その後英語を読むという方法です。 この方法だと面白い本に出会う確率も増えそうな気がします。 私はこの方法でハリーポッターを読みました。 |
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