英語教材ガイド

中学英語からやり直すための教材

中学英語からやり直せとよく言われますが

大人になってから英語を学習しなおそうとする人や、英語が苦手な高校生へのアドバイスとして、

中学レベルの英語からやり直しなさい

ということを言う人がいます。

一般的な日本人が英語を学習し始めるのが中学一年生ですから、中学英語というのは英語を一からやり直しなさいという意味なんでしょうね。
もっとも、最近は、中学に入る前に英語を学びはじめる人も多いようですが。

確かに、このアドバイスは正しい事を言っているように聞こえます。

基礎からもう一度確認していく事はとても大事なことです。
これは間違いありません。

でも、中学英語からやり直すって結局何からやればいいんでしょうか?
具体的に何をしていいか分からないですよね。

中学一年生向けの教科書を購入して、最初から読んでいきますか?
でも、中学一年生の教科書は書店には市販されていませんよね。
それに中学英語の教科書は先生が解説することを前提に作られているので、解説が十分で無いでしょう。

それでは、中学生向けの参考書を買ってきて、頭から読んでいくのでしょうか?
でも、どのような参考書を買ったら良いのでしょう?
英語の参考書は数多くありますから、その中から英語をやり直すという目的にあった一冊選ぶのは簡単ではないような気がします。

「中学英語からやり直せ」というアドバイスは確かに間違ってはいないのでしょう。
でもそれだけでは不十分で、どんな教材を使ってとか、どんな学習方法でというアドバイスがなければ、アドバイスをされたほうも困ってしまうでしょう。

そこでこのページでは中学英語からやり直したいあなたのために、やり直しにふさわしい教材とその使い方をご紹介したいと思います。


ある程度まとまった教材でやり直し

本気でやり直したいと考えているのなら、ある程度まとまった教材を使うのが便利でしょう。
その意味では、3ヶ月から6ヶ月程度の通信教育の教材を使うのが良いと思います。

個人的には、アルクの教材がしっかり作られていると思います。
特に、音声面に強い印象があります。

やっぱり、歴史がありますからね。

アルクの初級講座を紹介したページがるので、興味がある人はチェックしてみてください。

やさしい英語で話したい│アルク

通信講座というと、価格が高そうな印象があります。
でも、その点は心配要らないでしょう。

初級講座なら、2万円程度から受講可能です。
中級、上級と進んでいくと、もっと高くなるのですけどね。

初級は受講者が多いから、安い値段でも提供しやすいのでしょう。

ちなみに、上のページで紹介されている「イングリッシュキング」をちょっと試してみました。
なかなか良く出来ていると思います。

使い勝手や難易度などを紹介しているので、参考にしてください。

中学英語で英会話。アルクのイングリッシュキングを試してみた

本当に中学英語の教科書からやり直す場合

中学レベルの英語を学ぶのだから、実際の教科書を使って学習しようという方もいらっしゃるでしょう。
この場合いわゆる教科書ガイドを購入するのが教材入手の近道のようです。

上にも書きましたが、中学の教科書は市販されていないので出版社からとりよせる必要があります。
正直、ちょっとめんどくさいですね。
教科書ガイドを購入すれば教科書の代用になるので、一応問題は解決できそうです。

また仮に教科書が手に入ったとしても、教科書の解説だけでは十分では無いかもしれません。
教科書だけでは不十分な部分を補ってくれるという意味でも教科書ガイドは役に立ちます。

さらに中学の教科書の場合は音声CDを手に入れるのが難しいですね。
実は、教科書ガイドをお薦めする最大の理由はここにあるのです。
というのも最近の英語の教科書ガイドの一部は、音声CDも販売しているようなのです。

ということで、文字通り中学英語からやり直すのであれば、教科書ガイド+音声CDがお薦めです。

各社の教科書ガイドは以下のような感じです。

春〜夏の時期を外してしまうと、入手しにくくなるようなので、興味がある方はお早めに。

さらに、ニューホライズンはニンテンドーDSからゲームが出ているようです。
勉強のしやすさと言う意味では、こちらの方が使いやすいかもしれませんよ。

ニューホライズン イングリッシュコース

これに関しては次のページも参考にしてください。

ゲームを使って中学英語をやり直そう!【ニンテンドーDS】


中学レベルからの読みもの

中学レベルの英文で英語を読む練習をしたいという人もいらっしゃるでしょう。
そんな人のために役に立つ教材をご紹介します。

まず、中学レベルの読みものという意味では、英会話・ぜったい・音読シリーズがお薦めです。
繰り返し音読する事で、基本的な英語を身につけようというコンセプトです。

このシリーズは中学から高校一年程度の教科書から英文を選んで収録されています。
その意味では、まさに目的にあった一冊といえます。

特に、英会話・ぜったい・音読・入門編では収録する英文を中学1、2年生用の英語の教科書から選んでいます。

この本はCDも付いているので、基本的な文章を音声付で学習できるという意味でもうれしいですね。

また、「桃太郎などを英語で昔話を読む」のページでも中学レベルの英語力で読める本を紹介しています。


ネイティブの幼児向けの辞書を読み物として利用

辞書を読み物として頭から読んでみようという提案です。
といっても、一般の辞書ではなく幼児向けの簡単なやつです。

文字通り、英語圏の子供向けの辞書です。
小学校に入学する前後の子供を対象にしている感じですね。

基本となる1,500語を簡単な英語と写真やイラストを使って説明しているのが特長です。
例えば"camera"という単語は次のように説明されています。

A camera is a machine for taking pictures. Some cameras are used to take photographs and others take films for home movies or terevison.

これなら、中学2〜3年生くらいでも読めると思いませんか?
まさに中学レベルで読める読み物です。

ある程度、英語を学習した事がある方なら知っている単語がほとんどでしょう。
時に、全く知らない単語が出てきてビックリする事もあります。
特に、動植物は勉強になりました。
このあたりは、外国人向けの教材とネイティブ向けの教材の違いでしょうね。

私のお薦めはこの辞書を読物として利用することです。
2,000円を切る価格で、数万語の語数の読みものと考えればなかなかお買い得だと思いませんか?
このレベルの一般的なグレードリーダーだと、2,000語程度で600円くらいはしますから絶対にお得です。
また、簡単な語彙を使って紹介しているので、文章を参考にすれば英会話や作文の力もつくのではないでしょうか。


その他、中学英語関連


英語独学ガイド

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