TOEIC 対策に関しては、数限りない教材が販売されています。
例えば英語教育大手のアルクの場合、TOEIC 関連の通信講座だけでもレベル別に7つもあります。
アルクの場合、このほかに書籍になっている教材もあります。
そして、他社からも「TOEIC」と名の付いた通信講座やら書籍やらが多数販売されています。
はっきり言って、このなかからどの教材を選ぶかは、非常に迷うところでしょう。
個人的には、アルクの教材は良く出来ているからおすすめですけどね。
何はさて置き公式問題集
もちろんアルクの通信講座も良いのですが、何はさて置き手に入れていただきたい書籍があります。
TOEIC の公式問題集です。
「公式」と名が付くからには、TOEIC の問題作成をしているところが作っている問題集です。
問題集というよりは、模擬試験形式といった感じでしょうか。
TOEIC は過去問を公開していません。
ですから、実際にどんな感じの問題が出るのかを探るには、これしかないと言っていいでしょう。
資格試験では分野によらず、過去問対策と良いうのは非常に大事です。
ですから、どんな資格試験でも、過去問対策は必ず行われます。
なぜ過去問が大事かというと、模擬試験などの教材は、微妙に出題傾向が違ったり、問題の難易度がずれていることがあるのです。
もちろんそういうものを学習するのは、それなりに意味があることだとは思います。
しかし試験対策という意味なら、まずは本番に出来るだけ近い形式で勉強すべきです。
TOEIC の場合は過去問が公開されていませんから、過去問対策に近い事をやるにはこの問題集しかないのです。
本番の音声が聞けるのは魅力
さらに大きいのが、本番と同じ音声が聞けるという点です。
通信講座などの教材もTOEIC 本番に近いものにしようと工夫されていることでしょう。
それでも、実際に問題を読んでいる人と同じということはありません。
もちろん、音声に関しては読み手が変更になる可能性はあると思います。
仮に変更になったとしても、TOEIC 試験の読み方の基準は踏襲されるでしょうから、一定の意味はあるはずです。
ここまで何冊か出ていますが、最新のものを一冊でいいので手に入れておきましょう。
TOEIC 対策はそこからだと思います。