ヤマザキ学園大学という大学が、文科省から指導を受けたそうです。その理由が、英語の授業のレベルが低すぎるからというものでした。
リセマムというところの記事には、次のような記述があります。1
具体的には、ヤマザキ学園大学(東京)で、必修科目である「イングリッシュスキルズ(基礎)」において、Be動詞や文の種類(単文から複文)から仮定法までを教えていることから、大学教育にふさわしい水準となるよう内容を修正し、必要に応じて正課教育外での補修教育を整備するよう求めた。
この記述どおりの内容だったら、確かに酷いですね。私の経験上、仮定法を理解していない大学生は、確かに多いはずです。というか、上位の大学の学生を除くと、分かっていない方が多いのではないでしょうか。ですから、このあたりを教えなおすのが必要だというのは理解できます。
でもさすがに、be動詞やら単文・複文やらを教えるとなると、ちょっと酷すぎますよね。特にbe動詞なんて、中学2年くらいまでに一通り終わっているはずです。
英語は専攻ではないのでしょうが、さすがにこのレベルを大学で教えるのはね。ちょっとありえません。
このレベルが分からない大学生なんて、無価値です。
制度上網をかけても良いのかも
ここまで酷いとなると、制度上で何らかの網をかけても良いのかもしれませんね。大学に入る前の段階で、一定以上の学力を持っているか国がテストをするとかね。
ただ、こんなことをやってしまうと、おバカな大学はバタバタとつぶれるかもしれませんけど。入学時が難しければ、大学卒業時とかでも良いのかなあ。あるいは、月1回など定期的に実施をして、大学在学中に合格する必要があるような制度にするとかね。
個人的には教育を国が管理すると言うような発想は、ちょっと苦手です。でもさすがに、ここまで酷いと、教育の質として疑問が残りますよね。
国に介入されたくないでしょうから、大学側の反発はすごいのでしょうけど。
どんな酷い大学かと思ったら
このレベルから教えないといけないヤマザキ学園大学って、どんな酷い大学なのでしょうか。ちょっと気になったので、大学の偏差値を調べてみました。
代々木ゼミナールによると、この大学の偏差値は47なのだそうです。思ったよりも低くなくてビックリしました。「中の下」から「下の上」くらいのレベルですよね。
って事は、このレベルの大学ってゴロゴロあるのでしょうか。そう考えると、なかなか深刻ですぞ。
このレベルの大学を存続させるべきか否か、考えないといけませんね。
- 文科省が大学など51校に改善要求…定員の未充足や大幅超過、教員不足(リセマム) [↩]
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